EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)
WHO(世界保健機構)、ISTSS(国際トラウマティックストレス学会)、APA(アメリカ心理学会・精神医学会)を始め、世界各国の様々な団体によって、当初はPTSD(心的外傷後ストレス障害)への高い効果で注目され、その治療法として推奨されました。
最近ではPTSDやトラウマだけでなく、うつ状態、不安症状、恐怖、感情のコントロール、トラウマ由来の様々な身体症状等々、その適用範囲は広がっています。
眼球運動等の生理作用を利用することで、人が本来持っている「自己治癒力」を活性化させ、苦痛な出来事を克服体験、あるいは中立的な体験へと変えていきます。
その際に、辛い出来事を逐一語る必要がありません。
日本EMDR学会HP