幼い頃を思い出すと、暗い家の中のイメージしか思い出せませんでした。
親に認めてもらったことはなく、家に居場所はなく、ネグレクト状態でした。
両親の仲は悪く、親の怒鳴る声や音に怯えていました。
自分以外の人が怒られているのを見たり聞いたりするだけで、ものすごく落ち込んでしまい、そうなると、ずっとそれを引っ張ってしまっていました。
そうなると、すぐに体調が悪くなって、頭痛や吐き気や倦怠感で寝込むことも多くありました。
なぜ、自分が他の人と同じように、気持ちを切り替えたり、前向きに考えることができないのか、自分が嫌でたまりませんでした。
先生には誰にも話すことができなかったことを親身になって聞いていただけただけで、とても救われました。
EMDRは治療という感じで、1つ進むたびに、記憶の感じ方が変わっていくのがとても不思議でした。
自分自身が非常に大きな怒りを抱えていたのがやっとわかったのも、EMDRの治療の中ででした。
今、ようやく自分は自分でいいんだと思えるようになったと思います。
Nさまより 2025年6月