EMDRセラピーのカウンセリングでは、治療計画を立て、まずは「過去」に焦点を当てて進めてまいります。
ですが、計画通りに進まない回もあります。
私たちは、日々、様々なストレスに晒されながら生活していますよね。
大きなトラウマを沢山抱えていらっしゃる方であればあるほど、日常の小さな出来事でさえ(小さな出来事でなければなおさら・・・)トリガーとなって、心身に大きな悪影響を与えることがしばしばあるのです。
目の前の出来事で、まさに「いっぱいいっぱい」になってしまいます。
そのトリガーがトリガーにならないようにするためにも、過去の重荷を降ろしていくことが重要になりますが、時に、「現在」にフォーカスして、その解決をご一緒に探っていった方が良いと判断することもあります。
そのような時は、EMDRセラピーは小休止です。
クライエント様にとって、辛い気持ちを吐き出し、状況を整理し、新たな気づきを得る場となるように、カウンセラーは、やはり、ご一緒に歩くのです。
「EMDRセラピー」じゃないカウンセリングの日も