沖縄トラウマ勉強会主催の服部信子先生(米国公認心理療法士 米国トラウマリソース研究所准上級講師)によるセミナー「フラッシュバック 対処と予防 今すぐ使える誰でもつかえる トラウマのプロが教えるフラッシュバックのすべて」を受講いたしました。
フラッシュバック(突然、過去の苦痛な体験がありありと蘇り、当時とまるで同様の感情、思考、身体的な感覚に引きずり込まれる現象)は、トラウマ記憶を抱えているクライエント様を苦しめる1つの症状です。
少しでもその苦痛を緩和できるようにするため、当ルームでも、複数のセルフケアをお伝えしてまいります。
が！今回受講したセミナーで、「まだまだ、まだまだ足りない」と痛感いたしました。
セルフケアで身につけていただくような「呼吸法」でさえ、あるいは、褒め言葉でさえフラッシュバックの誘因になることを肝に銘じておかなければなりません。
フラッシュバックの苦痛は、セルフケアを思い出すことができて、何とか実施できたとしても、すぐになくなる訳ではありません。
でも、「ちょっとマシ」になった箇所に意識を向けて、繰り返し繰り返しあきらめることなく実施することで、その効果を感じていくことができるという箇所に惹かれました。
そう、あきらめないことです。
今回、新たな学びを得られた沖縄トラウマ勉強会と服部信子先生に感謝しつつ。
フラッシュバック