大寒波に見舞われた1月ですが、TAPPE(Tokyo Association for Private Practitioners of EMDR)主催による貴重なオンラインセミナーを受けることができました。
杉山登志郎先生がEMDRをベースに開発されたTS(Traumatic Stress)プロトコルについてです。
杉山先生によると、TSプロトコルはEMDRの「ボトムアップ」の要素を強く発展させたものとのことですが、より短時間にフラッシュバックを軽減することができる方法で、独特の呼吸法と共に実施します。
特に手動でする方法は、安全感・安心感が強く、ニーズがあると思われるクライエント様に対して臨床で使わせていただいておりました。
セミナーでは、TSプロトコルを軸に、難渋ケースの見立てで重要な点や、柔軟に利用して構わないことや、予防的に利用することが可能であることなどなど、開発者である杉山先生ご本人から、文献では得られない生き生きとした学びを得ることができました。
杉山先生の飾らない、懐の深い話しぶりに心温まる時間でもありました。
今後、より広く適用させていただけると気づきもあり、貴重な時間となりました。
新春セミナーを受けて